実売につながる!タイで年間最大の旅行博「FITフェア2019」に見るタイ人観光客の動向とは?

実売につながる!タイで年間最大の旅行博「FITフェア2019」に見るタイ人観光客の動向とは?

2019年11月8日(金)〜10日(日)サイアムパラゴン5階のロイヤルパラゴンホールにて「Visit Japan FIT Fair 2019」(第 13 回 FIT フェア)」が開催されました。
主催は日本政府観光局(JNTO)

毎年最高潮の盛り上がりを見せるFITフェア。今年からバンコク都内で開催されていたTITFがバンコク北部のインパクト・ムアントンタニーへ移転しバンコクで唯一開催されている海外向けの旅行博となりました。本記事では3日間に渡って開催されたFITフェアのイベントの様子を詳しく解説します。

後潟 佑哉
この記事を書いている後潟 佑哉(うしろがた ゆうや)です。タイ在住13年。
今回、イベント開催中の3日間JR西日本さんのイベントブースの運営をお手伝いしており、10社近くの各旅行会社との連携やタイアップも行ないました。視察やブース運営だけではわからない即売の面からもイベント状況をお伝えしますのでご参考にしてみてください。

Visit Japan FIT Fair (FITフェア)

JNTOが主催するFIT需要に沿った一般向けの旅行即売会。
タイ国内の訪日旅行では最大級の大きさを誇り、年末年始需要に合わせた即売が行われる。

FITフェア#13 参加自治体・観光関連団体、企業

先にも述べましたが、バンコク都内で開催されていたTITFがバンコク北部のインパクト・ムアントンタニーに移転したことにより、TITFへの出展を見合わせ、FITフェア一本で考えている自治体・観光関連団体、企業などが多く、出展募集開始から2日でキャンセル待ちの状態になるほど注目されていたイベントとなりました。

日本側 参加自治体・観光関連団体・企業

イオン北海道 愛知県
安曇野市観光協会 ビッグカメラ
東海旅客鉄道株式会社 千葉県
長野県千曲市 中国地域観光推進協議会
株式会社フォーサイト ドンキホーテ
東日本高速道路株式会社 富士急行株式会社
福岡県 函館市・弘前市
株式会社五竜 宮城県柴田町・大河原町
株式会社スルッとKANSAI 東日本旅客鉄道株式会社
北海道旅客鉄道株式会社 JR九州ホテルズアンドリゾーツ
JR-East Hotels 西日本旅客鉄道株式会社
Kamakura Tourist アルピコグループ
関西観光本部 軽井沢観光協会
神戸観光局 京都府/京都観光連盟
九州 松本観光コンベンション協会
近畿日本鉄道株式会社 MITSUBISHI ESTATE GROUP
ながの観光コンベンションビューロー 長野県
長崎パスホテルズ株式会社 名古屋市・犬山市
ツーリズムおおいた 岡山県
沖縄観光コンベンションビューロー 三菱地所・サイモン株式会社
株式会社プリンスホテル 埼玉県
サンリオエンターテイメント 仙北市農山村体験推進協議会
静岡県 / 浜松市 渋温泉旅館組合
相鉄ホテルマネジメント 株式会社スーパーホテル
ザ・ゲートホテル by HULIC 栃木・南東北国際観光
仙台市東北連隊推進室 十日町市観光協会
関東観光広域連携事業推進協議会 東武鉄道株式会社
信州上田観光協会 和歌山県
藤田観光株式会社 甲府市産業部観光商工室観光課
湯沢町観光協会 名古屋鉄道株式会社

タイ側 参加航空会社・旅行会社

All Nippon Airways Japan Airline
NokScoot Airlines Peach Airlines
AirAsia Thai Airways International
Thai Lion Air AEON Thanasnsap
APEX (Thiland) Bond Street Tour & Travel
China Airlines Easy & Save
H.I.S. Tours Happy Trips
HNT guru Intouch Rental Cars
Japan All Pass Jasso (Study in Japan)
JISO Travel Joyful Holidays
JTB (Thailand) KNT Travel (Thailand)
Krungsri Consumer KTC
KTC World Travel Service / World Explore Life is Journey
Mind Trips.com MSIG Insurance
Noon Sao Tours SAMURAI Wifi
SCB SOMPO Insurance (Thailand)
Thai Cross Japan Tour (TxJ=T) The Japan Foundation
Travel Recommends UPON (Thaiand)
We Go Round Wendy Tour
World Surprise Travel

FITフェア#13のイベント状況

旅行商品を購入する人で通路が溢れかえる

初日の開場時から多くの人であふれ、お昼頃には会場を埋め尽くしていました。主催者発表では3日間の総来場者は約56000人。ほんの少しですが昨年よりも多くの方が足を運んでいます。来場者の狙いは「年末年始のプロモーション商品」。すでにTITFやFITフェアなどの旅行博は大幅な割引プロモーションが周知されているので、その商品をめがけてやってきます。

ほかの旅行博やイベントと違う、FITフェアの面白い特徴があるので少し紹介したいと思います。
それは来場者の動向です。TITFやほかの旅行イベントは「旅行先の候補を探す」のに訪れる方が多くいますが、FITフェアについてはすでに「11月の紅葉」「12月の連休」「年末年始休暇」とすでに航空券を購入し終えた方が、旅程も立て終わり、そこに必要な商品を購入するために来場することが多いのが特徴的です。なかには来年のソンクラン(4月のタイ正月)に行く予定の方もいますが、数は少なく即売の間際需要であることが多数です。

そのためブースの中に入って話を聞いていると、交通パスや二次交通等の具体的な相談の声をよく聞きます。

自治体・観光関連団体・企業のブース

旅行のスケジュールを持って相談に訪れる来場者の姿が多かった

各ブースともに、様々な趣向を凝らしていたデザインや仕掛けをされていたと思います。
ただパンフレットがただただおいてあるなど今回のFITフェアと客層がマッチしていないブースもあり、「なんだかもったいない」という印象を受けました。

参加者の多くはイベント後半年以内に日本へ行くことが多く「紅葉シーズンはいつ頃か?」「この日程だとどんな交通パスを使った方がお得か?」などそのエリアの具体的な情報を求めてやって来ている印象でした。そのためTITFやオールジャパンのイベントのようにPRイベントとしての側面は少し弱めです。

FITフェアでのブース運営はPRよりも「ここも一緒に観光するといいよ」「この商品を買うと便利だよ」など具体的な説明やアナログでの誘致に当てるのが効果的だと思います。

旅行会社のブースの様子

初日の会場と同時に旅行会社のブースには人だかりができていた

3日間を通して旅行会社のブースには人だかりができていました。すでに何を買うのか決めてきているので「何を買うか?」ではなく「どこのブースで買うのか?」と言った色合いが強いようです。

各自治体ブースや企業ブースでは販売が禁止されているので事前に旅行会社とタイアップを行い、誘導できている自治体や企業はそれなりの成果が出ていたのではないでしょうか?

実際に運営発表されたFITフェア3日間の売り上げは約3.1億円というデータが出ています。

まとめ

「やはり強い!」という印象のFITフェア。 今タイで最も勢いのある旅行イベントと言っても過言ではありません。なんといっても最大の強みは「売りに繋がる」ということなのでしっかりと準備をし、1年の集大成としてイベントに臨むことをお勧めします。

今回お手伝いさせていただいたJR西日本さんのブースでもしっかりと旅行会社とタイアップを行い、タイ国内のメディアを巻き込んだ宣伝により、昨年より大幅に売り上げを伸ばすことができました。

またブース運営も弊社ではタイならではの特徴と長年の経験を生かしたお手伝いができます。ご興味がありましたら下記のお問い合わせよりご連絡ください。

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マーケットの動向や旅行博などの状況などご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

SWIM Co.,Ltd.MarketingYuya Ushirogata
愛知県名古屋市出身。 大学卒業後、東南アジアを中心に海外を放浪。 2006年からタイ・バンコクに移住。
現地の旅行会社で支店長を務めた後、情報誌を経て2016年に独立。
趣味は、写真・旅行・登山。過去にはヒマラヤに登った経験もあり。
現在はタイ国内全県制覇をすべく、週末旅行に繰り出す日々。足で稼ぐ生の情報収集にこだわりあり。
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